ワインエキスパート二次試験の独学対策|自宅で10本のワインを使った練習記録

赤白ワインのグラスとテイスティング用ノートを描いたイラスト ワイン資格・試験対策

ワインエキスパート二次試験に向けて、私は自宅で10本のワインを使って練習しました。彼女に、私には銘柄が分からないようにワインを注いでもらい、品種やテイスティングコメントを考える練習をしました。

実際に味わい、シートに記入してみると、手応えのある特徴と、まだ見分ける自信のない特徴が見えてきました。

この記事では、用意したワイン、練習の進め方、そこからわかった課題を振り返ります。10本は私が用意した本数であり、合格に必要な本数や飲酒量の目安ではありません。

自宅練習のために用意した10本のワイン

10本を購入したのは、二次試験の前日です。彼女と一緒に練習するために用意しました。

選ぶときは、費用を抑えながら、代表的な品種や特徴の違いを確かめられることを意識していました。実際に購入したワインと、そのときの理由は次のとおりです。

産地・品種購入した理由
アメリカ/樽熟成シャルドネ樽熟成による香りを実際に確かめたかったため。
日本/マスカット・ベーリーAそれまで飲んだことがなく、キャンディーのような香りがあると知り、勉強のために選びました。
オーストラリア/ピノ・ノワール本来はシラーズを買うつもりでしたが、間違えて購入した1本です。
フランス・ローヌ/シラーYouTubeで、オーストラリアのものとの味わいの違いや見分けにくさについての説明を聞き、自分でも確かめたいと思いました。
チリ/ピノ・ノワール飲んだ経験があり、代表的な品種として練習したかったため。サンジョヴェーゼとの違いを確かめたいという目的もありました。
イタリア/サンジョヴェーゼピノ・ノワールとの違いを学びたいと思い、選びました。
日本/甲州透明に近い色が特徴だと学び、外観の印象を確かめたかったため。
チリ/カベルネ・ソーヴィニヨン飲んだことのある代表的な品種として、練習用に選びました。
ドイツ/リースリングそれまで飲んだことがなく、香りや味わいを知りたかったため。
フランス・ブルゴーニュ/ピノ・ノワール約1,500円と安く、飲んでみたかったことが大きな理由です。勉強にも使いました。

こうして振り返ると、10本すべてを計画どおりに選んだわけではありません。勉強したい特徴に加え、買い間違いや、飲んでみたいという気持ちも含まれていました。

ピノ・ノワールは3本ありますが、意図的に産地別の飲み比べをしたわけではありません。10本は購入した本数であり、10品種という意味でもありません。

前日の練習は、記憶では18時ごろから24時ごろまでの時間帯に行い、用意した10本をそれぞれテイスティングしました。これは記憶に基づく時間帯の目安で、10本を飲み切ったという意味ではありません。

自宅で行ったテイスティング練習の流れ

練習では、実際のワイン、印刷したテイスティングシート、佐々木ソムリエのYouTube動画を使いました。

彼女にワインを注いでもらい、自分で判断する

彼女に、私にはどのワインかわからないように注いでもらいました。そのワインをテイスティングし、品種やコメントの方向性を考えます。

用意した10本の中から考える練習なので、何が出るかわからない試験本番と同じ条件ではありません。それでも、名前を見ずに自分で判断する機会をつくることができました。

感じた特徴をテイスティングシートに記入する

判断した内容は、印刷したシートに記入しました。

テイスティングシートは、インターネットで見つけたPDFを印刷して使用しました。

動画を見ているだけでは、実際の味わいがわからないことに焦りを感じていました。自分で味わい、シートに記入する練習では、動画で学んだ言葉と、目の前のワインから受ける印象を照らし合わせました。

品種ごとの解説動画と比較して振り返る

記入した内容は、佐々木ソムリエの品種別の解説動画と比較して振り返りました。自分が考えたコメントの方向性と、動画の説明を照らし合わせる使い方です。

この比較は、公式の採点基準に基づく答え合わせではありません。解説を参考にしながら、自分の判断を振り返るための練習でした。

そのため、「何点取れた」「何割正解した」という記録としては扱っていません。

手応えがあった特徴と、最後まで残った不安

自宅練習では、おおよその方向性は合っていると感じる場面がありました。

アメリカの樽熟成シャルドネは、樽の香りとトロピカルフルーツのような香りが印象的でした。私には特徴を捉えやすく、判断しやすい1本でした。

日本の甲州は、ほぼ無色に感じるほど淡い外観が印象に残っています。

赤ワインでは、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーの色の濃さ、味わい、渋みには比較的自信がありました。一方、淡い色の赤ワインでは、特徴を整理して判断することに苦手意識が残っていました。

これらは、当時の私が今回のワインから受けた印象です。品種ごとの特徴を一律に説明するものではありません。

普段からワインを飲んでいた私にとっても、好きなワインを楽しむことと、名前を見ずに特徴を整理することは、取り組み方の違う練習でした。

練習を振り返って感じる、動画と実物を結びつける大切さ

動画では、品種ごとの特徴やテイスティングの考え方を学びました。自宅でワインを味わう練習は、その説明と自分の感覚を照らし合わせる時間になりました。

樽の香りのように捉えやすい特徴がある一方で、淡い色の赤ワインには不安が残りました。自分で判断する工程まで進めたことで、自分の課題が見えてきました。

自宅練習の目的は、用意した本数をこなすことよりも、自分が何を捉えられ、どこで迷うのかを確かめることだと考えています。

まとめ|10本の練習で見えた、自分の手応えと課題

私の自宅練習は、10本のワインを用意し、彼女に注いでもらって判断し、シートと動画で振り返る方法でした。

樽熟成シャルドネの香りやカベルネ・ソーヴィニヨンの渋みには手応えを感じ、淡い色の赤ワインには課題が残りました。実際に試したことで、自分の理解を確かめることができました。

これから独学で準備する方には、動画で知識を得るだけでなく、自分で味わい、判断を形にする時間も大切にしてほしいと思います。練習する際は、ご自身の体調や飲酒量にも配慮してください。

受験年度の試験内容や案内は、日本ソムリエ協会の公式情報をご確認ください。

参考:日本ソムリエ協会「2026年度 J.S.A.ワインエキスパート呼称資格認定試験 募集要項」(2026年10月23日確認)

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