ワインエキスパート独学におすすめの教材は?実際に使った無料・有料教材を比較

参考書と動画学習用タブレット、問題演習ノートを描いたイラスト ワイン資格・試験対策

ワインエキスパートの独学では、無料の動画や問題サイト、有料教材、公式教本など、いくつもの選択肢があります。教材を選ぶときは、価格だけでなく「何のために使うか」を考えることが大切だと思います。

私は一次試験では語呂ワイン、二次試験では佐々木ソムリエのYouTube動画を主に参考にしました。問題演習では、有料のワイン受験.comと、無料のKeizo Labを使っています。

この経験を振り返った私の結論は、問題演習の教材を今選ぶなら、まず無料の基礎問題を選ぶというものです。ただし、有料教材を購入した当時にも理由がありました。

この記事では、実際に使った教材の役割と使用感を、現在の料金・提供内容と分けて紹介します。独学を始める際に、ご自身に必要な教材を選ぶ参考にしていただければと思います。

教材は役割ごとに分けると選びやすい

独学で使う教材は、次のように分けると整理しやすくなります。

  • 動画:説明を通じて内容を理解する
  • 問題演習:学んだ知識を確かめる
  • 公式教本:試験範囲の基準を確認する

私も動画と問題演習を使い、情報を確かめる際には公式教本を参照しました。それぞれに役割があるため、一つの教材の価格だけで比べるより、何を補いたいのかを考えるほうが選びやすいと思います。

私が使った無料・有料教材を役割別に比較

私が利用した教材を、役割ごとにまとめました。現在の提供条件は2026年10月24日時点の情報です。表にある教材の全機能を、私が使ったという意味ではありません。

教材目的・使える範囲私の利用・評価費用・現行条件
語呂ワインのYouTube一次対策の内容理解一次対策に利用私が利用した動画は無料。有料商品もあり
佐々木ソムリエのYouTube二次対策の動画二次対策に利用現在の提供条件は本記事では扱わない
ワイン受験.com問題集・模擬試験有料の問題教材を購入1年間5,500円(税込)。動画講座は別料金
Keizo Lab要点整理・問題・模擬試験問題演習に利用。無料の基礎問題が私には合った2026年度向けコンテンツは無料
2026年度J.S.A.公式教本一次試験範囲の基準古い動画の情報との照合に使用一次試験受験者は教本・電子版の提供が受験料に含まれる

一次試験では語呂ワインのYouTubeを使った

一次試験の勉強では、語呂ワインのYouTube動画を主に参考にしました。

一度不合格になった後には、問題演習で間違えた内容を、語呂ワインの解説で確認していました。動画は、学ぶときだけでなく、分からなかった内容を確認するためにも使っていた教材です。

再受験までの具体的な勉強の進め方は、別記事「ワインエキスパート一次試験に落ちた私が、7日後に合格するまでに変えた勉強法【2026年】」にまとめています。ここでは、教材の選び方と使った目的を中心にお伝えします。

私が利用したYouTube動画は無料でした。一方、現在は有料商品の案内もあります。語呂ワインのすべての商品が無料というわけではありません。語呂ワイン公式noteからも、講義や商品の案内を確認できます。

二次試験では佐々木ソムリエのYouTubeを使った

二次試験の対策では、佐々木ソムリエのYouTube動画を主に参考にしました。

一次試験と二次試験では、私が参考にした動画教材は異なります。本記事では、二次対策で利用した教材として紹介するにとどめます。

問題演習ではワイン受験.comとKeizo Labを使った

問題を解く教材として使ったのは、ワイン受験.comとKeizo Labです。ワイン受験.comは有料の問題教材を購入し、Keizo Labでは無料の問題に取り組みました。

現在のワイン受験.comの申込案内では、問題集・模擬試験の利用料金は1年間5,500円(税込)です。動画講座は別の申込みで、同じく1年間5,500円(税込)となっています。

また、問題集と動画の「ワイン概論」「ボルドー」「ブルゴーニュ」は、申込みをせずに無料体験できます。有料利用を考える場合は、先に説明や問題を試せる範囲があります。

Keizo Labでは、2026年度向けの要点整理や問題のほか、全10回・計1,000問の無料模擬試験が公開されています。第1回の案内では、100問に回答した後に採点・答え合わせを行う形式が示されています。

この回数や問題数は、現在提供されている教材の規模です。私が取り組んだ問題数を示したものではありません。

公式教本は試験範囲の基準。私は情報確認に活用した

2026年度ワインエキスパート一次試験の出題範囲は、2026年度J.S.A.教本の記載事項です。公式教本は、試験範囲の基準となる教材です。日本ソムリエ協会の試験案内

そのうえで、私自身は、教本を最初から通読する方法では勉強していませんでした。主に使ったのは動画で、教本は情報を確認するために参照していました。

動画の中には、数年前に公開されたものもあります。ワインの生産量や産地など、時間とともに変化する情報が現在も正しいのか不安があったため、2026年度版の公式教本と照らし合わせていました。

これは私の使い方であり、動画だけで受験年度の範囲を網羅できるという意味ではありません。受験年度の教本と、協会が公開する教本正誤表を確認先として持っておくことを勧めます。

なお、市販の参考書も約1,300円で1冊購入しましたが、読んだのは序盤で、その後は動画中心の学習へ切り替えました。

有料教材を買った理由と、今なら無料を選ぶ理由

時間が限られていたので、有料教材に期待して購入した

私がワイン受験.comの問題教材を購入したのは、勉強に使える時間が限られる中で、有料教材に価値を期待したからです。

無料で使える教材があっても、当時はお金を払って利用する選択をしました。今の私が無料の問題を選ぶとしても、購入したときの判断まで否定しているわけではありません。

この記事で紹介した税込5,500円は、現在の申込案内に記載された料金です。私が当時支払った金額を示すものではありません。

私には無料の基礎問題のほうが合っていた

実際に使ってみると、有料教材の難しい問題や複数選択式の問題では、調べるために時間がかかりました。

一方で、無料の基礎問題のほうが、私には本試験に近いと感じられました。この経験から、今の私が問題演習用の教材を選ぶなら、まずKeizo Labのような無料の基礎問題を選びます。

これは、当時使った教材と私の学習目的との相性についての評価です。現在の教材全体の優劣や、無料教材だけで誰でも合格できることを示すものではありません。

価格が高いか安いかよりも、自分が確かめたい知識に取り組めるか、解いた後に理解を深められるか。教材を選ぶときには、そこを重視したいと思っています。

独学を始めるなら、まず何を使う?

学びたい内容を一つ選び、説明や問題を少し試す

これから教材を選ぶ方には、まず、今学びたい内容を一つ決めて試すことを勧めます。

内容を理解したいなら、その分野の動画を見る。知識が身についているかを確かめたいなら、無料問題や無料体験に取り組む。目的に合わせて、小さく試してみてください。

その際には、次の2点を確かめると選びやすくなります。

  • 説明を読んだり聞いたりして、内容を理解できるか
  • 問題を解いた後、分からなかった内容を確認できるか

すべての動画を見終えるまで、問題演習を待つ必要はありません。必要な分野から試し、ご自身が使い続けやすいかを確かめる方法です。

当年の範囲を確認し、足りない役割だけ補う

動画や問題を使う際には、公開年や対象年度にも目を向けてください。古い情報が気になる場合は、受験年度の公式教本や正誤表と照合します。

教材を試して不足を感じたら、その部分を補う教材を検討してみてください。すでに使いやすい問題教材があるなら、最初から同じ役割の教材をいくつも増やす必要はないと思います。

有料教材を申し込む際は、内容と利用期間、料金を確認しましょう。たとえばワイン受験.comでは、問題集・模擬試験と動画講座は別料金です。

本記事の提供条件は2026年10月24日時点のものです。翌年度以降に受験する場合も含め、利用前には各教材の公式案内と、受験年度の日本ソムリエ協会の案内を確認してください。

まとめ 自分に必要な役割と相性で教材を選ぶ

私は無料の動画と問題教材、有料の問題教材、公式教本を使って勉強しました。その経験から、今の私が問題演習用に選ぶなら、無料の基礎問題から始めます。

ただ、有料教材を購入した当時には、限られた時間の中で価値を期待したという理由もありました。私に合った選択を、そのまま全員に当てはめるつもりはありません。

独学を始める方は、今学びたい内容に合う動画や問題を一つ試してみてください。実際に使って確かめることが、ご自身に必要な教材を選ぶ第一歩になると思います。

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